​​求道者は黙して嘘をつく​…

「真理は "今ここ" 無心にあり!」無心から世間を眺める一風変わった賢視点をARTな写真と共に洞察していきます。

禅の逸話

「禅の逸話」…その7. 香嚴の木登り その2

無門関とは… 「禅の逸話」シリーズは、主に禅宗の一派で ある臨済宗で行われている「公案・(禅問答)」 に用いられている二つの教科書的バイブル、 「無門関」「碧眼録」の中から抜粋して 私なりの注訳をつけてお送りしています。 「無門関」とは、中国宋代の…

「禅の逸話」…その7. 香嚴の木登り その1

聡明なる香嚴 香嚴(きょうげん)禅師は中国唐代末期の 禅師であります。 ​​"大禅者 百丈慧海 (ひゃくじょえかい) 禅師" に師事していた香嚴禅師は、 ​​百丈禅師遷化後(せんげ。高僧の他界)、 その高弟の為山霊祐 (いざんれいゆう) 禅師​​に 師事しました。 幼…

「禅の逸話」…その6. 婆子焼庵

この公案 (禅問答) の題目は 「婆子焼庵 :ばすしょうあん」と読みます。 この逸話は、現代の臨済宗において公案 を修行に用いる派閥において、 「無門関」に並ぶ二大教科書として用いられて いる「碧眼録」の中に出てくる公案であります。 修行僧と老婆 その…

「禅の逸話」…その5. 水瓶を蹴倒す

百丈慧海禅師 百丈慧海禅師の功績 時は中国唐の時代に生まれ、長い長い臨済宗の歴史のなかで 最ももてはやされる大人物と言えば、達磨大使から 数えて八祖にあたる "馬祖道一禅師" であります。 その馬祖道一禅師の弟子で法衣を継いだのが、 後になって禅宗…

「禅の逸話」…その4. 無名の慧能、"本来無一物"

六祖 "大鑑慧能" 禅師 達磨大師がインドから中国に渡って洞窟に篭り "面壁九年" の行によって"禅" が花開いたのは 西暦530年頃でありました。 達磨大師から数えて五祖にあたる "弘忍" (ぐにん) の元には当時700名を超える弟子があり、 その中にはいずれ六祖…

「禅の逸話」…その3. 南泉斬猫

猫児の争い この話は「南泉斬猫 (なんせんざんびょう)」 と言われる公案 (禅問答) 「無門関、第14則」 に登場する逸話であります。 時は西暦800年頃の中国、唐の時代、 当時の禅宗は中国で大隆盛を極め、 この話の主人公である「南泉禅師」 という大禅匠のお…

「禅の逸話」…その2. 大燈国師

「禅問答」と聞いてどのようなイメージを持たれているでしょうか。 以前の私の禅問答に対するイメージは、「質問自体がちぐはぐで、答えるほうもトンチンカンなことを言う」こんな印象でありました。 キネシオロジーという筋反射運動を元にした化学的見地か…

「禅の逸話」…その1. 天国と地獄

「 天国と地獄」という例え話を聞いた事があるでしょうか。 言わずもがな"天国が良いとこで" "地獄が悪いとこ" なんてことは誰もがよく知っています。 しかし「それが何処にあるのか」という段になると人それぞれ解釈は違ってきて、「死んだ後の世界にある」…