​​求道者は黙して嘘をつく​…

「真理は "今ここ" 無心にあり!」無心から世間を眺める一風変わった賢者の視点をARTな写真と共に洞察していきます。

ドロップアウトへの道

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  • 東京へ舞い戻りアルバイトを始める


​​19歳で東京を離れ、各地を転々としながら

32歳の頃に生まれ故郷の東京に

舞い戻ってきた。

​​バック一つに入るだけの荷物と

所持金は8万円、借金は240万円もあった。
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​​しばらくは父親の元に世話になり、

程なくして友人に紹介してもらった

ハウスクリーニングの​​アルバイトを始めて

会社の寮に入った。

 

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​​東京に戻るまでの2年間は工場に勤務し、

遊びにも行かずに毎晩二時間瞑想をしていた

からその頃には集中力は強くなっていた。

​​起きている間は常に無心であるべく集中力を

保つよう努め、その実践は上手くいっている

ように思えた。
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​​「瞑想の実践法を紹介」…その6. 只管打坐 - ​​求道者は黙して嘘をつく​…
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​​日中ハウスクリーニングのバイトが終わると

​​そのまま会社の事務職を更にバイトで

やらせてもらい、正に馬車馬のように

働いた一年半で借金は全て返済した。
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​​バイトを初めて一年後には社内独立制度を

利用して歩合制の業務委託契約となり、

丁度引っ越し​​シーズンで多忙であった事もあり、

やればやるだけ稼げる事にやる気が漲り、

独立初月の給料は75万円であった。
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  • 2年後…独立開業

 

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アルバイト開始から5年後に事務所設立

 

 

​​それから一年後にはその会社も辞め、

個人事業主として本当の意味で独立した。 
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​​独立したはいいが仕事の受注が決まっていた

訳でもなかったので不安な気持ちも多少は

あったが、業界は需要過多の傾向にあったし、

何より掃除の仕事は作業する者によって

ゴール設定が全く異なるので良い仕事を

する人は少なく、その点は自信があったから

「絶対に大丈夫!」という確信だけは常に

持っていた。
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​​掃除の仕事は道具がものをいう。

​​結局のところそれは「人生はいかにして

身体を上手く使いこなすか」と同じ意味では

ないだろか。
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​​私は昔から良いものはすぐに取り入れるので、

​​仕事の効率化を図るべく道具や仕事の進め方は

​​常に改善を怠らなかった。
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当時の腰道具、掃除屋としては極上ハイスペック

 

 

​​その結果私の使う道具は車から服装に至るまで

極めてシンプルでかつ高性能に満ちた無駄の

ない物になっていた。
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  • トータルスペック

 

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事務所のオブジェ

 

 

​​細かな道具となるとまだまだ使い勝手の良い物

はあるだろうが、トータルスペックで言うと

間違いなく日本一を自負できるこだわりよう

であった。
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​​掃除の仕事はタイムイズマネーでもある。

​​お客様から求められるゴールがわかって

いるなら最短でそこに辿り着くことが

重要であり、現場の数をこなす事でしか

利益は得られないのである。
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​​この「お客様の求めているもの」と言うのが

​​肝要であり、求められてもいない事に時間を

費やして、肝心の求めてるところを満たさ

なければ​​評価されないのである。
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​​その見極めは経験値であり、

経験値は現場の数に比例するのだ。
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​​私は常に余計な事を考えない様に

していたから、​​改善点ややるべき事が

瞬時に閃くようになっていた。

​​その閃きが必要な物事であるという確信を

感じる事が出来たのだ。
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事務所のオブジェ

 

 

​​現場での動きは常に最短を目指し、

「ここからあそこに移動するのに次は何を

持っていけば早いかのか」

「作業する場所はどの順番がいいか…」​​

など、常にそんなことばかり考えつつ、

その思考している事にも気づいていたのだ。
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​​掃除の仕事はクレーム産業である。

​​掃除は見る人によって注意して見る所が変わり、

自分で良しと思っても元請けが駄目と言えば

駄目だし、入居者が駄目と言えばやはり駄目

なのである。
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​​回転率を重要視していた当時の私は

平均70〜80点のクオリティで現場をこなし、

ある程度のクレームは覚悟していた。

​​そして案の定クレームが来たら言い訳も

そこそこに速攻で対応した。
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​​そして求められれば限りなく100点に近い

点数を出し、仕事はなるべく限界まで断らず、

空室清掃の繁忙期には現場のマンションに

寝袋を持ち込んで仮眠をとりながら

働いていた。
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事務所のダイニング

 

 

​​朝家を出てから眠りに着くまで殆ど一時も

休憩せずに働いていた。

​​従業員が一緒にいれば気を使って

休憩も取るが、その間もずっとスケジュール

管理や事務員とのやり取り、

メールチェックなどに時間を割いた。

​​移動中の車の運転中でさえスケジュール管理

などしていたのだ。

 

 

​​当時の私は間違いなく掃除屋として日本一

働いていたと言い切れるくらい、

周囲にそこまで働いている人は居なかった。
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​​結局はアルバイトを始めてから

ドロップアウトする9年間の間に

従業員最大10名を雇い、

私の元から独立した人は4名であった。
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​​後半は内装業や退去時の立ち合い精算業務に

まで発展し、ハイスペックな妻は専務として

事務として獅子奮迅の活躍を見せ、

ハード面とソフト面の両輪で弊社は

群を抜いていたのである。
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  • ド級のこだわり

 

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東京でのオフィス

 

 

​​古民家を改装したオフィスは私の趣味である

骨董を前面に用いた超こだわりの内装を施し、

他に類を見ないお洒落な出来映えで、

来る人は皆感動していた。
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​​壁の漆喰は天然の物を使い、

床面の多くを占めていた縁無し正方形が

特徴的な琉球畳は無農薬のイグサで

泥染の物を使い、事務デスクは米国から

輸入された足場板を買い付けて

大工さんと一緒に組み上げ、

天板はウォールナットの木材を使い、

​​打ち合わせに使う長机は4mもある無垢板を

置いた。
​​

 

 

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散々ネットサーフィンしたが、これ以上お洒落な座椅子は見あたらなかなった。

 

 

​​置いてある骨董や飾りはどれも私が感動して

選んだ物であり、振動で噴射するタイプの

ディフューザーに入れているアロマオイルは

young living 社の自然栽培で作られた

超こだわりの物であり、間違いなく世界一

こだわり抜いたお洒落事務所であるとこれも

自負していたくらいである。
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​​

​​業界は需要過多であり、始めたからには

とことんやっていたから業績は右肩上がりに

成長し、苦手だったお金の計算や社内構築の

システムは毎月20万円払って

経営コンサルタントに指導してもらっていた。
​​

 

  • いざドロップアウト

 

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​​しかし、夫婦そろって適職ではあったが天職

であると感じたことはなく、

やる気とストレスの狭間で日々仕事に

追われていた。
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​​そんなある日の事、繁忙期を前に私は過労が

きっかけで倒れてしまい、これまで通りの

ペースで働く事が出来なくなってしまった。
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​​ここまで勢いで突っ走ってはきたが、

「これが本当にこの先ずっとやっていきたい

仕事なのか」

と妻と散々話し合った結果、

「思い切ってドロップアウトして滋養も兼ねて

田舎に引越しお互いに好きな事を​​やろう

じゃないか」

という結論に達した。
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​​アルバイトを始めてからこれまでの間に

私が知る限り私ほどの行動力と利益率の

成果を挙げた人を同業者に見る事はなかった。
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​​

​​業務を拡大した人はいたが、

事務所のこだわりや経営コンサルタントに

指導してもらって苦手を克服していた事、

ホワイト企業として運営していた事など、

そして会社を畳んでからは貯金で生活が

賄えるほどにお金も溜まっていた事など、

​​あらゆる方面でここまで成功している人は

皆無であった。
​​

 

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​​その成功の最たるものとは "無心無思考"

常に取り組み続けた結果であると確信している。
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​​そして今は悟りを求める "求道作家" として

日々精進し、私の得た気づき、知恵、

洞察を表現している次第である。
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​​私が無心でいることから得た福徳とは何か、

真理とは何か、どう実践すればいいのか…

​​それをブログ内で説明しているとともに、

ブログタイトルの

「求道者は黙して嘘をつく…」とは、

 

「言葉は物事に対しての名称、意味づけ、

選別する為の媒介であり、本来言葉など

存在しないのだから何を言っても結局嘘になる」

 

との意からそう名付けたのである。
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​​"なぜそう言えるのか"、それについての

洞察を様々な表現方法と視点から

語っているので、​​是非あなたの人生の

向上のためにご一読あれ。
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