自由に創る可能性
"空の間" と書いて空間。それを余白とも言う。
空間には何も無いように思われがちだが、
しかし、その空間・余白にも確かに存在する
唯一のものがある。
その唯一のものとは "可能性" ではない
だろうか。
隙間があるからこそそこには物事が収まるので
あって、満員電車やタイトなスケジュールには
新たに入り込む余地がない。
私はかつて瞑想の後に街中を散歩していて
面白いことに気がついたことがある。
その時もいつもながらなるべく無心を心掛けて
ゆっくり歩いていたのだが、家々が立建ち並ぶ
住宅街の中に、ぽつんと一ヶ所だか更地に
された場所があった。
私はそこを見た瞬間に "そうか、なにもなければ
自由になんでも創れるんだ"
という "可能性" を感じたのだ。
隙間や空間、余白があるからこそ、
そこに新たなる物事が生まれる可能性がある。
創造のための破壊
そしてその空間を作り出す行為とは
破壊である。
破壊無くして創造はあり得ず、破壊こそが創造の
三原則である思考➡︎言葉➡︎行動の行動における
第一歩である。
ならばこの空間という余白、無とも言いうる
この隙間こそ重要な要素ではないか。
そしてその空間・余白を持つことは、
創造の三原則である思考➡︎言葉➡︎行動の最初の
段階である思考の状態にも当然必要だと
私は考える。
心の中が常にお喋りで一杯になっていては、
新たな可能性が生まれてこないのではない
だろうか。
過去の記憶に根差した心のお喋りは、
瞬々刻々現れる全く新しい現実世界に対して
古い価値観を持ち込む。
そのように生きるのならば、日々訪れる
人生とは見慣れた物事になってしまうのでは
ないだろうか。
そこにある可能性とは見慣れたものになって
しまうのではないか。
瞑想の目的
瞑想における目的の一つは、
心の中に空間、余白を創ることである。
それは心の中でのお喋りをやめている状態で
あり、無心無思考と呼ばれる状態である。
これまでの思考習慣によって心のお喋りが
当たり前となっているのであれば、
それは一度破壊しなければならない。
その破壊の仕方とは、私の伝えるやり方で言う
ところの "自覚意識" である。
瞑想中でも電車を待つ間でも構わないが、
心が何も考えてない状況を観察する。
これだけである。
これまでの思考習慣が根強い人は、
初め思考を止めるのが難しいかもしれない。
そんな時は数を数える。
「1…2…3…4…」この数と数の間にいるとき、
心の沈黙を感じられるはずだ。
沈黙にとどまれていると分かったのなら、
その間隔を少しずつ長くしていくのである。
瞑想の実践法が詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「瞑想の実践法を紹介」…その4. 注意すること - 求道者は黙して嘘をつく…
さて古い価値観を破壊して、
心の中に空間・余白を創ってそこにどんな
可能性が現れてくるのだろうか。
その時本当に自らのやりたい事、
極めて個人的なあなたにしか作り得ない、
真に自由な人生をその空間に創造出来るのでは
ないだろうか…🙏
求道作家のこだわりオーガニックど田舎生活…毎夜更新中
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