​​求道者は黙して嘘をつく​…

「真理は "今ここ" 無心にあり!」無心から世間を眺める一風変わった賢者の視点をARTな写真と共に洞察していきます。

「inori-ya」…2話*夢に向かってシフトチェンジ

 

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座右の銘は確かに当たる

 

「初めてのことは余程簡単でない限り

失敗する」…。

 

とは私の人生における座右の銘の一つである。

 

 

そしてもう一つ、

「何事も動き出しが最もエネルギーを使い、

軌道に乗るまでは要注意である」…。

 

 

社長時代

 

アルバイトから始めた建築業は一年で独立し、

その後会社を設立した。

 

それからは毎年一人か二人と従業員を増やし、

決して焦らず順調に規模を拡大していった。

 

 

会社を設立した当初、特に会社を大きくしよう

と思っていたわけではなかったが、

需要過多気味の業界にあっては、

まともな仕事をしていれば仕事は増えていくの

だろう。

従業員が増えていくのも、自然な流れであった。

 

 

しかし、会社の成長に伴って、

二つの座右の銘が如く、

私は初心者の犯す失敗もしていた。

 

 

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特にお金と社員教育に関することは、

社長であった私と、専務を務めていた妻の

最大の弱点であった。

 

 

特に私は金銭感覚が丼勘定なところがあったし、

従業員を育てる事が大の苦手で、

「仕事は見て覚えろ」という古いタイプの

考え方をしていた。

 

 

それゆえに、従業員のスキルは

本人のやる気程度にしか伸びず、

やる気MAXであった私の肩にかかる負担は、

人数が増えるにつれて大きくなっていった。

 

 

今になって思えば社員教育とは、

いかに責任を教えるか、

いかに責任を持たせる事が出来るか、

​​いかに責任の取り方を教える事が出来るか、
​​ではないだろうか。

 

 

しかしそんな私達の弱点も、

決して安いとは言えない

経営コンサルタントの指導の甲斐あって、

改善の兆しを見せた。

 

 

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それまでは社長である私のワンマン体制で

あった経営方針なども、週一回の社内会議を

行うようになったことにより、

従業員の意見を取り入れたりした。

 

 

社内会議によって情報共有も捗ったし、

会議自体も電話会議などにして

時間の効率化を図ったりした。

 

 

クライアントの会社に行く際には必ず差入れ

を持っていくなどして、細やかな気遣いも

するようにし、他社のしない事を弊社だけが

する事によって評判も良くなっていった。

 

 

そんな風にして新しいクライアントとの

付き合いもよくなり出したそんな矢先に、

私は働き過ぎと遊び過ぎがたたって

倒れてしまったのである。

 

 

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夢をみなおす

 

会社の成長が順調であっただけに

私はかなりのショックを受けた。

 

 

私の肩に乗っかっている役割と責任は大で

あったので、会社は私がいなければ回らない

状況であった。

 

 

ずっと私の右腕であった従業員は、

社員から業務委託契約に代わったばかり

だったので頼る事は出来ない。

 

 

身体の負担も考えると、これまでのペースで

働くことは到底無理だろうと思った。

 

 

そんな身体の事情もあったが、

私はふとかつての夢だった

出家に対する可能性の事を考えていた。

 

 

するとなんだか仕事に対する…

つまりお金儲けに対する気持ちが

萎えてしまったのだ…。

 

 

会社の状況は私がいない事で深刻な

はずなのに、会社を辞めて好きな事をしても

いいのではないか…と思い出したのである。

 

 

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ここに来てまた別の座右の銘である、

「一見悪く思えるような事も、

良き方向へのシフトチェンジである」

 

と言うことに気がつくのは

いつもしばらく経ってからであるが、

基本的にポジティブな性格が幸いしているの

だろうか、これまでどんなに酷いことが

あっても基本的にはポジティブであった。

 

 

結局過労は少し休めば回復するということ

だったが、仕事のペースを落とさざる得ない

状況であったし、そうすれば必然的に売り上げ

も下がる。

 

 

獅子奮迅の働きをしていた私が第一線から

退いて、その新しい体制で今よりも利益率が

上がっていくのにこの先どれだけ時間が

かかるのか。

 

 

妻にも専務として相当の負担をかけている

事だし、妻にも本当はやりたい事がある。

 

 

ポジティブに考えてみれば、

これは仕事を辞める絶好の機会なのでは

ないか…。

 

 

妻にその事を話し、コンサルタントにも私達の

気持ちを正直に話すと、

「無理して続ける事はない」

と言って頂いたので、それから妻とすっかり

引退モードに入ってしまった。

 

 

結局は私の出家の夢と妻の田舎暮らしの夢を

追う為に

思い切って会社を辞め、

妻と実家二人で青森の山奥へと都会から

引っ越した…🙏

 

 

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