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「真理は "今ここ" 無心にあり!」無心から世間を眺める一風変わった賢者の視点をARTな写真と共に洞察していきます。

「inori-ya」…7話*ヴィパッサナー瞑想でのブレイクスルー

 

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祈り屋の原点

 

京都のヴィパッサナー瞑想センターに滞在して

4ヶ月が経った頃、瞑想をしている時にふと 

"お祈りを専門にしている会社ってあるのかな" 

と思った。

 

 

それからしばらくはその事が矢鱈と気になり、

ことある毎に考えるようになった。

 

 

しかし、瞑想センターでは瞑想と規律に

打ち込むべく「祈り屋」の構想については

深掘りせず、頭の片隅にしまっておいた。

 

 

 

 

奉仕としての瞑想センターでの生活は

個室があてがわれた。

生徒用の個室は4部屋くらいあり、

ベテラン生徒さんから順番に使えるのだが、

私は奉仕もしていたので

優先的に個室にしてもらえた。

 

 

奉仕者の個室と生徒用の個室は別の区画に

分けられていた。

 

 

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生徒として参加している時は質素な食事も、

奉仕者になると自由度は増え、

3度の食事は女性陣が楽しそうに作り、

柔和な雰囲気で好きなだけ食べる事が出来た。

 

 

奉仕者は常時8〜10名いて、男女半々くらいで

あった。

生徒さんの予約状況は女性の方が圧倒的に多く

毎回男女合わせて80名ほどが生徒として

コースに参加した。

 

 

当時の私は瞑想歴が13年目であったが、

毎朝晩30分づつ行う程度であったし、

長時間座ったことなど一度もなかった。

 

 

初めて生徒として参加した時はとにかく

足腰が痛く、集中し続ける神経も疲れ、

「これは苦行だな」と思った。

 

 

元来からして努力の嫌いな私としては、

「変なところに来てしまった…」

とコース中は後悔ばかりしていた。

 

 

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しかし、コースが終わった後の爽快感と

達成感は苦しかった分ひとしおで、

その後の奉仕の活動でも、元来人に尽くすのは

好きなので、とても楽しく感じた。

 

 

何よりヴィパッサナーの愛の教えと、

来ている人々の向上心、

場所の雰囲気がとても良かった。

 

 

メッターの瞑想

 

10日間コースの瞑想の最後には、パーリ語で

「メッターの瞑想 (慈悲の瞑想) 」

という感謝のお祈りが行われた。

 

 

これは生きとし生けるものに対する

慈悲の気持ちを言葉で表現する祈りの瞑想で、

瞑想の最後に5分ほど行われた…。

 

 

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「生きとし生けるものが平和でありますように

生きとし生けるものが幸せでありますように、

生きとし生けるものが無知、過ち、暴力、

サンカーラ (苦しみ・苦悩) から解放されます

ように」

 

 

と全員でボソボソと唱えるのだが、

初めての時は、唱え終わるとなんとも言えない

多幸感と、満足感を感じ、

涙と鼻水がとめどなく流れ続けたのだ。

 

 

時間にして10分くらい泣き続けただろうか。

ティッシュもなかったので、長袖の手元は

拭った鼻水でビチョビチョになっていた。

 

 

その時の指導者さんによると、

どうやらあの涙は、過去の私が溜めてきた

罪の意識と、10日間の瞑想による

極度のストレスからの解放でそうなったの

だと言う。

 

 

最初のメッターの瞑想は私の中で

ブレイクスルーとなり、

人の幸せを願うお祈りの素晴らしさに

気づけた瞬間であった…🙏

 

 

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