失敗の連続
"お祈り" を専門にした会社「株式会社 祈り屋」
を20年前に設立した当初は失敗の連続で
あった。
"初めてやる物事は、余程簡単でない限り
失敗がつきもの"
と自己啓発本か何かで読んで、確かにそうだと
思っていた事はあったが、この時ばかりは
痛感した。
失敗と言うか、特に多かったクレームが
"効果がない" というものであった。
お祈りの効果については、
スピンドリフトリサーチの研究結果をHP上に
掲載したり、大学の研究チームと一緒に
癌患者に対して遠隔地からお祈りした
統計データを掲載したが、
説明不足だったようだ。
スピンドリフトリサーチの研究成果
「inori-ya」…5話*スピンドリフトリサーチの祈り - 求道者は黙して嘘をつく…
クレームの多くは願望が叶わなかったと
言うものであり、
受験に失敗したとか、
第一志望の内定が取れなかったとか、
意中の異性と交際出来なかったとか、
そんな事が多かった。
願望を祈るような願いは避ける、
と言うのは初めから考えていた事であったし、
HPにもそう書いておいた。
しかし、"果たして願望のないような人が
お祈りを頼むのか"
そう考えると契約が欲しくてついその事を
あまり強調しなかったのだ。
神との対話
お祈りは当初毎朝私が以下のように
一人で行っていた。
「〇〇県〇〇区〇〇町に住んでいる、
〇〇〇〇様の人生がより良きものとなり、
天命が全うされましたことを心より感謝
致します。
〇〇様の守護霊様•守護神様•指導霊様ありがとう
ございました。
〇〇〇〇様のご家族の天命も全うされました
こと、心より感謝申し上げます。
〇〇〇〇様、素晴らしい人生を創造して頂き、
ありがとうございました。
宇宙神様、ありがとうございました。」
当時はその様子をCD-ROMにコピーして
お客様に送っていたが、今ではアプリで見れる
ようになっている。
お祈りをお願いする形でなく、叶った事として
祈るのには訳があって、
「神との対話」という世界的な大ベストセラー
で、私も信奉している本を参考にしている
のである。
そこにはこのように書いてあった…。
「多くの人は求める物事を手に入れられないし
、欲する物事を得ることも出来ない。
なぜなら、"求めるというのは、自分には無い"
と認めることであり、"欲しい" と言えば、
正にその欲している状態を体験するからだ。
"欲しい" と言ってしまえば、
持っていないというその点において、
その瞬間に願望は叶っているのである。
だから正しい祈りとは、決して求めすがった
りすることではなく、感謝することである。
実際に体験したいと考え、
物事を前もって神様に感謝すると言うことは、
"願いは叶うと認める事だ"
つまり感謝とは、神を信頼する事だ。
求めるよりも前に神様が必ず応えてくれると
認めることなのだ。
しかし、多くの人々は
"そのように感謝の祈りを行なっても
実現しない" と言う。
だが、問題は常にあなた方の方にあるのであり
、神は全ての可能性と全てを用意した。
全ての人々に平等に同じ法則を与え、
自由になんでも実現可能と言う
素晴らしい世界を創ったと言うのに、
出来ない事や不幸に思えるような境遇を
神のせいにする。
感謝は神を操る手段ではない。
宇宙を誤魔化すことは出来ない。
自分の本心に嘘をつくことは決して出来ない。
口では "願いが叶って感謝します"
と言っておきながら、内心では願いが叶って
いないと強く思っていたら、神は、宇宙は、
もちろんそのようにする。
宇宙は巨大なコピー機である。
思考や想像や行動は常に現実化しているのだ。
ゆえに自分自身の一言一句、一挙手一投足に
注意深くなり、より良き物事を選択し続ける
ことが重要なのだ」
私は今一度、自分自身の原点である
この「神との対話」と言う本の考え方に戻り、
ターゲットを絞ることとした。
そして、思い切って
「当社は願望を祈るようなお願いの仕方は
致しておりません。
当社の目的は、お客様とご家族の方の人生が
トータル的により良くなる事を主眼に置いて
おりますので、短期的な目標の為のもの
ではないという事を、どうかご理解ください
ますよう、宜しくお願い申し上げます」
とハッキリとHPに掲載し、
お客様にお伝えする事にしたのである…🙏
求道作家のこだわりオーガニックど田舎生活…毎夜更新中
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