​​求道者は黙して嘘をつく​…

「真理は "今ここ" 無心にあり!」無心から世間を眺める一風変わった賢者の視点をARTな写真と共に洞察していきます。

「inori-ya」…14話*壊れ始めた常識観

 

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爽快ロードバイク

 

事故で入院して一週間が経ち、

心機一転再スタートを切った

"日本全国神社参拝自転車野宿の旅" は、

それはそれは順調な滑り出しであった。

 

 

久しぶりの妻との再会と、良い出会いに恵まれ

た晴れやかな心境と、快適すぎる入院生活で

英気を養えた事、新しいロードバイクの

充実した装備。

 

 

すっかり色づいてきた秋晴れの中を、

高級ロードバイクで颯爽と行くのは爽快な気分

であった。

 

 

考えてみれば旅を始めてからこの半年間という

もの、一日も休んでいなかった。

 

 

建築業をしていた頃は、休日でも電話が

かかってきたり、常になにかしらやるべき事は

あったから、休んでいなかったと言えばそう

なのだが、それにしても会社や現場に行かない

で済む日は、救われたような気持ちがどこかに

あった。

 

 

働けば働く程に、休みたい衝動、遊びたい衝動

が強くなり、疲れていればいる程に、

逃げるようにして仕事場を後にする事も少なく

なかった。

 

 

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一つ一つの仕事を丁寧にきちんとこなしていく

事こそが、売り手と買い手の双方にとって

最大の利益であると分かっているつもりでは

あったが、それにしても仕事の量が多過ぎた。

 

 

膨大な仕事量を、回転率とそこそこの品質で

回す事で利益が生まれると短絡的に考えて

いたし、実際にそれで稼げてもいた。

それに加えて先々の為の仕事もしていたから、

とにかくやる事はいくらでもあった。

 

 

やりがいのある仕事とは…

 

​​何が違うのだろうと考えてみれば、

建築業を引退したあとのこの半年間は、

そもそも "休む" という選択肢自体がなかった。

特に休みたいとも思わなかったし、

というか、仕事をしているという感じが

全くなく、毎日毎日朝から晩までひたすら

行動していた。

 

 

お金になっていない時点で仕事とは言えないの

かもしれないが、パイオニアとして新たな

需要の可能性を模索する立場として、

焦燥感のようなものを感じていたのだろうか。

 

 

しかし、実際の自分自身は、

焦りや不安に取りつかれてはいない…。
​​ 
​​ 

​​建築業の頃のように無理な仕事量ではないと

言えば​​そうかもしれないが、全く疲れることを

していない訳ではない。

​​例えば、野宿というのは場所探しからして

疲れるものだ。

 

 

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更に野宿での自炊となると、それだけで一仕事

である。

簡単にしすぎて栄養不足になるのも嫌なので、

やはり気を使うのだ。

 

 

あの頃の建築業も自分で決めてやっていた

仕事であるはずなのに、

果たしてあの頃と今とは一体何が違うの

だろうか。

今はお金にすらなっていない状況なのに、

なぜ半年間も休もうとしなかったのだろうか。

 

 

好きな事をしているからか、

​​毎日の瞑想とお祈りのお陰か、

神社のパワースポット効果で癒されてるのか、

開拓精神によって充実しているからなのか…。

 

 

本当のところはよく分からないが、

とにかく充実感だけはあるのだ。

 

 

まだお金にこそなっていなかったが、

それまで私が社会の中で見聞して培ってきた

"常識観" と言うものが徐々に瓦解してきた

ような気がしていた。

 

 

人生というのは、私がこれまで何気なく

考えていたであろうものよりも、

もっと自由なものなのかもしれない。

 

 

これまでは社会の枠組みの中に、いかにして

自分を当てはめるかとばかり考えていたのでは

ないだろうか。

 

 

自分の本当にやりたい事よりも、

自分に出来る事でお金を稼ごう、そう考えて

いた。

 

 

いや、自分が本当に何がしたいのかと考えた事

すらなかったし、自分が楽しいと感じた事を

仕事に出来るなんて考えた事もなかった。

 

 

自分が本当にやりがいのある事をやって、

人様や社会の役に立って生活出来ればどんなに

幸せかと考えるようになったのも、

この頃からであった…🙏

 

 

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求道作家のこだわりオーガニックど田舎生活…毎夜更新中
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