須佐之男命の剣の力
この神社の御神体は須佐之男命
(スサノオノミコト)なのだと言う。
伝記上、須佐之男命は暴れん坊な印象で
描かれており、姉の天照大御神が天の岩屋に
隠れてしまったのも、須佐之男命の傍若無人な
振る舞いのせいであったと言う。
しかしその反面、確かに強かったようであり、
姉の天照大御神が治める高天原に居られなく
なった須佐之男命は、出雲の鳥髪山へいき、
そこで"櫛名田比売命(クシナダヒメ)"に出会う。
櫛名田比売命は、その地を荒らしまくっていた
巨大な怪物 "八俣遠呂智 (ヤマタノオロチ)" に
生贄にされそうになっていた。
櫛名田比売命の姿を櫛に変えて自分の
髪に挿し、遂に八俣遠呂智を退治する。
そして "暴君" 須佐之男命は晴れて出雲の地で
櫛名田比売命と結ばれるのであった。
日本初の和歌とされる歌が、この時須佐之男命
が読んだものと言われている。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る
その八重垣を」
やくもたつ いずもやえがき つまごみに
やえがきつくる そのやえがきを
これ以来、「八雲」と言う言葉は、
出雲を象徴する言葉となった。
(八雲とは、幾重にも (八重) 折り重なった
雲の事である)
八俣遠呂智の尾から出てきた、
草那藝之大刀(くさなぎのたち、紀・草薙剣)
を、謝罪の為に天照御大神に献上し、
それが古代天皇の権威たる三種の神器の一つ
となったのである。
(三種の神器は現在、愛知県名古屋市の
熱田神宮の御神体となっている)
神主さんの話によると、
私のご先祖様は藤原鎌足様であると言い、
藤原家が代々祀られている神社の御神体が
須佐之男命であることから、
私がここで須佐之男命に挨拶をして縁を結べば
、須佐之男命の力を借りて、
私についている相対性の神様を外す事が
出来るのだと言う。
東京では会社経営をしていた過去からしても、
私はなるべく人に操られたくない性分で
あるので、二つ返事でお祓いをお願いする事
にした。
お祓いには、須佐之男命の手にしている
剣の力が強く働くそうで、文字通り剣の力で
縁を断ち切ってくれるのだと言う。
お祓いをしてもらったところで特に身体的な
変化は感じられなかったが、
気持ちの方は、これまでにないくらい晴れ晴れ
とした爽快なものであった。
神主さんは、「これまでは良くも悪くも
相対性の神様がついてくれていた事で、
守られていた面もありますので、これからは
低次元の霊が憑いてくる可能性もあると
言うことです。
そうならない為には、自分を高めていくしか
ありません。
悪い事を思わず、言わず、行わず、
日々ご先祖様や、生かして頂いている事に
対する感謝の気持ちと、実践が重要になって
きます。
そうする事で、新たに四次元世界の強力な
神様が守護霊として憑いてくれるように
なりますから、精進するようにして下さい。
その点あなたは大丈夫かもしれませんね…」
神主さんはそう言うとニッコリと微笑んで
くれた。
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